キャッチ33

キャッチ33

北欧発、激辛プログメタルの第5弾!

カルト的人気を誇るスウェーデン出身のハイパー・プログメタル集団Meshuggah(メシュガー)によるフルレンスとしては第5作目のアルバム。2005年の作品。 1991年のメジャーデビュー以来、アルバム発表ごとに確実な成長力を見せてきた彼らが今回送り出した作品は、何と全1曲のみの「大作」。とはいっても13パートに分かれていて、インデックスもついています。前作「Nothing」ではド迫力の号音ながらも彼らにしては比較的分かりやすく、語弊を承知で言えば「明るい楽曲」を志向していましたが、この作品では一転してダークで陰鬱とした曲調で終始しています。ガムシャラに疾走するヤケクソさは影を潜め、ミディアムテンポに落とされた一連のプレイは思索的ですらあります。 したがって、従来の作品に共通する「ヤケクソの疾走感」を求めてこの作品に臨むと、若干違和感を感じるかもしれません。そこら辺りが評価が分かれる要因だと思いますが、何度も聴き込むことによって次第にハマッテしまう危険な魅力は相変わらずです。前作「Nothing」が明るい劇薬ならば、この作品は習慣性の強い劇薬と言えるでしょう。ただMeshuggahに初めて臨む人は、「Destroy Erase Improve」あたりから入るほうが無難かも。そんな意味で★は1つ減点で4つ。