狂言三人三様 第1回野村萬斎の巻 (狂言三人三様)

狂言三人三様 第1回野村萬斎の巻 (狂言三人三様)

比較がうれしい。

本書を読んでむしょうに茂山千作の巻が読みたくなった。確かに三人三様としてあって、当世の三人の狂言師について書かれたシリーズだが、私自身は野村萬斎の巻の一冊だけでいいや、と、思っていた。が、このシリーズの三冊は、三冊揃わないと、ほんっとうに、気持ち悪い。コトバは悪いけれども、一冊ごとに完結しないのだ。殊に、狂言の主だった曲(演目)について三人の狂言師たちがそれぞれ違う角度から演じる際の感想や解説を述べるコーナーがあって、萬斎さんの巻なのに、万作さんや千作さんが出てきて話はじめる。じゃあ、千作さんや万作さんの巻で、萬斎さんはどう言ってるのかって、気になるし、そうなると、話にだけ聞くあの大曲「釣り狐」はどうなのかな?っていうと、それは万作さんの巻まで待たなきゃならないってわけで、わくわく半分、おろおろ半分なのだ。この本を読む以前は(と、言っても、私は狂言鑑賞歴3ヶ月だ)和泉流とか大蔵流とか言われても、大してそんなことどうでも良かったし、違いもなにも考えもしなかったけど、今は少し、それぞれの違いを意識できるところに近づいたかな?って、いう気がする。萬斎さんの、自分の流儀に誇りを持ちつつ、他の流儀の良さを発見する視点がいい。このレビューは千作さんの巻を読んだあとに書いているのだけれども、多分、万作さんの巻も買っちゃうんだろうなあ、と、思う。一冊の値段が決して安くないから、萬斎さん目当てで本書を買おうかなあ、という人には、どうだろう?能楽堂の一番安い席のチケットを買えるやん?って、考えてから買うことをお薦めする。

FC2違若吟若ャ

2006年11月18日 17時41分 / あめみこ amemiko.blog44.fc2.com
5剛賢5
私が狂言三人三様シリーズで一番最初購入しました。野村萬斎さんのお写真もたくさんあって、なかなか読み応えがあります。蜷川さんを始めとする萬斎さんとご一緒にお仕事をされた方々の視点から観た狂言師または役者としての萬斎さんはどんな人か? お奨め狂言の曲解説も面白いです。

≪ゃ荐篋

2007年02月10日 15時27分 / 掬い集めて、また流し hoop03.blog12.fc2.com
野村萬斎さん
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