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ホビットの冒険 (上) (物語コレクション)
- 岩波書店
- 1999-11
- 289176篏
- ¥ 2,100
- Amazonц括完荀
- 若吟若帥:ホビットの冒険 (上) (物語コレクション)
- 違с膣剛(FC2違若吟)
ちょっぴり大人向け?
『ホビットの冒険』は岩波少年文庫から出ているものが有名で、あちらの方が御値段的にも手頃ですが、こちらは「物語コレクション」というシリーズです。内容は少年文庫とほとんど変わりません。ただ、この本には、少年文庫のようなたくさんのふりがなと、寺島竜一さんの挿し絵が入っていません(地図はついています)。それは「物語コレクション」のコンセプトが、「大人にも楽しめる物語」にあるからのようです。装丁もシンプルで、大人っぽい雰囲気があります。 でも中身のおもしろさは、どちらであっても変わりませんね。上巻はビルボがガンダルフの計略にはまって(?)ドワーフたちと共に冒険の旅に出るところから始まり、トロールとの遭遇、例の指輪を拾う際のゴクリとの「暗闇の謎問答」などを経て、闇の森で仲間の危機を救うところまでですが、大人が読んでもやっぱりどきどきして、次がどうなるのか気になって仕方がない・・という調子で読み進めてしまいました。 元々トールキンが自分の子供たちに話して聞かせた物語だけあり、語りは平易で『指輪物語』や『シルマリルの物語』のような難解さはありません。しかし次から次へと起こる難問・・そしてガンダルフが都合で仲間を抜けるとなったときには、小さなホビットとドワーフだけでどうやって旅を続けていくのか・・思わず読み手の方が心配になってしまうでしょう。『指輪物語』の予備知識としてだけでなく、ビルボが主人公の立派な冒険物語として、是非一読されてみてはと思います。












