三四郎 (岩波文庫)

三四郎 (岩波文庫)

ストレイシープという呪文

夏目漱石前期三部作の初作。僕は漱石の作品中では一番好きである。  後期の作品ほどに人間に深刻さや暗さはなく まだ どこかに坊ちゃん等の明るさが残っている作品だ。非常に さっぱりした作品と言えるかもしれない。  話は 田舎者の三四郎が東京に出てきて 都会に翻弄されつつ 戸惑いながら淡い恋をするという 非常にライトな筋である。よくある話と言ってよい。  但し それでも 所々に見られる はっとするような「暗さ」が散見されることも確かである。「偉大なる暗闇」先生にしても 滑稽味を帯びながらも自分の若い頃を語る部分に見せる「暗闇」。鉄道自殺を目撃する場面など、既に漱石の後期作品への 布石が見えると言っても良いかと思う。  美弥子が最後に呪文のように唱える「ストレイシープ」という響きも素晴らしい余韻だ。  しかし それでも 基本的には 爽やかな青春小説である。今読んでも全く古くないし もっと言うと 「新しい」作品である。

≪ゃ荐篋

2008年07月20日 17時30分 / マイベストブックス booksmyread.blog62.fc2.com
それから (新潮文庫)
それから (新潮文庫)新潮社 発売日: 2000 定価: 420 円 特別価格: 420 円 ...
2007年06月13日 02時57分 / Les livres du monde. volty7bookreview.blog80.fc2.com
084 『三四郎』 夏目漱石
三四郎夏目 漱石 (1990/04)岩波書店 この商品の詳細を見る ...
2007年04月08日 21時03分 / 日本人の漢字四字熟語 erohaa.blog66.fc2.com
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★一利一害(いちりいちがい) 【意味】 良いことがある反面、悪い点もあること。 【類義語】 一長一短(いっちょういったん)。一得一失(いっとくいっしつ) 【文学作品における例文】 「否、どうも中っているらしい ...
2006年08月20日 16時54分 / 読了履歴 dankeschon4310.blog16.fc2.com
『三四郎』 夏目漱石
熊本から出てきた田舎の青年三四郎が、郷里とは全く違う都会で生活してゆく様子を描いた小説。 とかく三四郎論は美禰子論になりがちだと解説の方が書いていましたが、さもありなん。確かにインパクトのある女性です ...
2006年08月17日 20時54分 / as i liKE   いもいもちょうちょ carterfly.blog57.fc2.com
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浮いたタバコ代で教養を身につけよう!! その5
夏休みといえば読書感想文の季節。 だが、オイラあることに気がついた。 読んでいない名作や偉人の伝記がたくさんあるという現実だ。 本は読んでいるほうと思うが、オイラが本を読み始めたのが二十歳を過ぎてから。 ...
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毒中日記 「三四郎」
三四郎夏目 漱石 (1990/04)岩波書店 この商品の詳細を見る 再読中です。 随分昔に買った記憶はあるのですが、見てみたら某アニメ雑誌の付録のしおりが…… しかもファーストガンダムのメンバーが2頭身で書かれて ...
2006年07月12日 23時21分 / 人生はタイトロープ esk.blog9.fc2.com
【半間】間が抜けていること。また、そういう人。
何とも「半間」な一日でありましたー(- -;。 三四郎はこう云う場合になると挨拶に困る男である。咄嗟の機が過ぎて、頭が冷かに働き出した時、過去を顧みて、ああ云えば好かった、こうすれば好かったと後悔する。 ...