ねじれ 医療の光と影を越えて

ねじれ 医療の光と影を越えて

相互理解への第一歩

ここに取り上げられた事実は、単なる医療者のミスでもなく、 被害者の告発でもありません。 医療者側も被害者側も相互に苦しみ、悩み、個人を超えた システムに問題があることに気づき、歩み始めようとする 物語です。その意味で、確かな希望の光が見えることに 読後救われる思いがします。 ただ、多くのケースを取り上げたために、軸となる人物や その周辺の人物の心情の変化の描写が少し粗い印象を 持ちました。優れたノンフィクションだけに残念です。