高円寺純情商店街 (新潮文庫)

高円寺純情商店街 (新潮文庫)

昔懐かしいほのぼのドラマのような

タイトルの「純情」というのが、嫌らしくてずっと読まなかったが、読んでみると、実に昔懐かしいほのぼのドラマを見たような幸せな気持ちになった。「六月の蝿取紙」までは、ややくすんだ印象だが、「もりちゃんのプレハブ」から、お色気も交えて、平和な町内に事件発生という感じで、いいですよ。昭和感覚というか、町内の古きよき人情というか、読んでなごめる小説です。