FC2ブログ > おすすめ商品 > ポーの話 (新潮文庫)

ポーの話 (新潮文庫)

ポーの話 (新潮文庫)

無垢で無知な少年の旅

惜しみない愛情を注がれながらも ごく狭い世界で単調に暮らしてきたポーは 無垢で無知な少年に育っていた ある日 ポーは 天災に遭い やむなく故郷を巣立つ事になる 外界の様々な人々との出会い・別れを通じ 欠けていた彼の心が補われてゆく まるで まっさらな画用紙に 色絵具が塗り付けられていく様だった 何の為に どう生きる(死ぬ)のか 己は何によって生かされていくのか その答えが ようやく見えた頃 ポ−の長い旅は終わりを迎えるのだが それは 新しい物語の始まりでもある 生き 死んでゆくものたちの想いは ウロボロス(作中ではウナギ)に象徴され 終わりから始まりへ 一つの輪になり 次代へと循環していく 情愛を注ぐ対象を意識して生きる事は 自己と世界との繋がりを濃厚にする 大切な事を再確認する為の物語

FC2ブログユーザーによるレビュー

2009年07月12日 15時26分 / Caori caorimonologue.blog53.fc2.com
5点中の5
オトナの童話。独特の世界観にひきこまれます。

このアイテムを含む記事

2009年11月22日 12時06分 / 古びた森小屋 (ミラー) morigoya2.blog12.fc2.com
『ポーの話』 いしいしんじ (小説)
ポーの話 (新潮文庫)(2008/09/30)いしい しんじ商品詳細を見る正直な所は読みづらかったのです。いしいしんじさんの物語は好きですが、これは少しとっつきにくかった。ただ、読み進めているうちに面白くなっていった ...
2009年08月12日 21時18分 / 独り言の記憶 whitedesert.blog77.fc2.com
最近読んだ本
ポーの話 (新潮文庫)(2008/09/30)いしい しんじ商品詳細を見る 川と海を軸に、広く深い世界を描いたファンタジー。『ゲド戦記』を読んだときの感覚に近かった。ゆっくりとした語り口が心地よく、抵抗なく世界に入っ ...