ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫 し 12-31)

ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫 し 12-31)

ルネサンスへの讃歌

 とにかく筆者のルネサンス、地中海への愛情と深い洞察は伝わってくる。「見たい、知りたい、わかりたい」という欲望の爆発とルネサンスを定義し、長年の研究や思索、経験から紡ぎだされたルネサンス観は、素人は圧倒される。年表、図表、略歴も大変参考になり、便利である。  ただあえて言わせてもらえば、主観的な愛情が強すぎる点は否めない。そもそも今日ではルネサンスという歴史的事情の存在自体も論争的である。アラブ・イスラーム文明の影響の記述も十分とは思えないし、大航海時代まではアジア・アラブ人による航海ルートが確立していなかったかのような記述にはいささか驚かされる(p193)。これはいささか時代遅れというか、視野狭窄、不勉強であろう。  単なる筆者の愛情や信仰の吐露で終わるか、普遍的な価値をもつ著作となるか。後世の人はどう評価するだろうか。

≪ゃ荐篋

2008年08月30日 12時30分 / マイベストブックス booksmyread.blog62.fc2.com
ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫 し 12-31)
ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫 し 12-31)新潮社 発売日: 2008-03 定価: 580 円 ...
2008年07月24日 00時42分 / TRUE7 true7.blog19.fc2.com
ルネッサーーンス!!
アンケート、まだまだ募集しています!楽しいコメントもたくさんありがとうございます!!お気軽にぽちっと押してやって下さいませ。お名前書いてもOK!という方は、ぜひお名前も書いて下さいねv日常閑話を一つ。私 ...
2008年06月26日 20時15分 / 文学マニア bungakujapan.blog43.fc2.com
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