石に言葉を教える―壊れる日本人への処方箋

石に言葉を教える―壊れる日本人への処方箋

真の「絵のない絵本」

恐竜の化石なら博物館で重宝がられるにもかかわらず、 「活字の化石」はちっとも重宝されないのは何故だろう? この本の初めの方がまさに「石に言葉を教える」というエッセンスが込められていて、印象的である。 ある男が石に言葉を教えようとして、だんだん自分自身の「物語」を語るようになったというのが象徴であろう。 活字だけで、共感出来ない人には分かりづらいが、 共感できると「石に言葉を教える」という情景がイメージしやすいというのがこの本の醍醐味だろう。まさに「絵のない絵本」である。 小学生が「ものに言葉を教える」実技を行うとしたら素直に絵本を「もの」に読み聞かせるのが楽な道だと思う。 この本を読んでいてそんなことを考えてみた。

FC2違若吟若ャ

2007年05月31日 15時44分 / ユーモアクラブ支配人 youmore.blog105.fc2.com
5剛賢5
柳田邦男さんが「新潮45」に連載している「日本人の教養」シリーズで「ユーモア背負って死出の旅」を読み感動しました。それが「ユーモアクラブ」ホームページ創設のキッカケにもなりました。