41歳からの哲学

41歳からの哲学

ちょっと稚拙かな

「14歳からの哲学」は良かった。普遍的な内容だし、むしろ41才(以上)が読んでもためになった。それは41才にも14才の頃があり、気持ちが分かるから。しかし、である。この本はタイトルが二番煎じ、内容はお粗末。週刊誌への連載だけに、折々のトピックス(イラク戦争、携帯電話、地デジ、などなど)に触発された「哲学者」たる池田晶子のエッセイの体裁となっており、「14歳」と同じレベルの内容を期待するむきにはがっかりだろう。46才で急逝した著者の直前の様子を知りたい人には参考になるだろうが。