雪のひとひら

雪のひとひら

挿絵を楽しみながら、さくっと読める、かわいい本。

「雪のひとひら」(主人公)は、あるとき空で生まれ、地上に降り立ちます。 地上には、冒険、出会い、別れなど、さまざまな経験が待っていました。 しかし、いつしか旅にも終りが来て、最後にまた、空へ戻っていきます。 つまり、この本は、人の一生を「雪のひとひら」に例えて、「人はなぜ旅をするのか」をやさしく表現している本です。 エピソードごとに入っている挿絵によって、美しい「雪のひとひら」の一生を、 より想像しながら、穏やかな気持ちで読むことができます。 ただ、もしかすると、訳が少し古いことが気になる方がいるかもしれません。 また、「雪のひとひら」は、エピソードごとに「自分をおつくりになった方」と対話し、 西洋の神の存在が見え隠れするので、そういったコンセプトがお好みに合わない方はいるかもしれません。