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ボートの三人男 (中公文庫)

ボートの三人男 (中公文庫)

すべて考え方次第(?)

3人の英国紳士(?)が疲れていると結論づけた心と、 病気だと信じている体を癒すために、 フォックステリアのモンモランシーを伴ってボートで旅する話。 ジョージ、ハリス、語り手の僕(ジム)の三人が非常に自分本位で 人間くさいやり取りが漫才みたいで面白い。 旅の準備の段階からボートの手配、旅に出た後の出来事、 3人のそれぞれの馬鹿馬鹿しい身の上話などが盛り込まれている。 なかなか面白いのは、受け止め方次第で物事が変わる様を よく描いているコミカルな表現力。 じわじわっと笑いがこみ上げにやついてしまう。 その一方、川沿いにたたずむ美しい町並みや、 ボート上から見える景色を形容する文章力は見事。 相反する類の文章が、また味があってよい。 この本を買って損した得したは語り部がやっている考え方次第なのかも。

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2009年05月13日 23時30分 / まずは読め。話はそれからだ。 skywriterbook.blog68.fc2.com
654冊目 ボートの三人男
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