美しい夏の行方―イタリア、シチリアの旅 (中公文庫)

美しい夏の行方―イタリア、シチリアの旅 (中公文庫)

旅の思い出に

著者が旅したイタリアの思い出を綴ったエッセイです。 前半はローマからフィレンツェとまわりの小さな街について、後半はシチリアの旅です。 イタリアについて語っているというよりは著者のイタリアへの熱い思いを語っている本なので、まだ行ったことがなければ読んで行きたいと思うかは疑問。 わたしはシチリアには行ったことがなかったので、後半は正直読んでてつまんなかった。 でも前半のローマやフィレンツェの部分はとってもよくわかる。 特にフィレンツェへの思い入れには共感するものがあって、あの街を訪れた時の感動が甦ってきました。 ポンテ・ヴェキオや瀟洒な宮殿を巡ってメディチの歴史に想いを彷徨わせたいと願う人にはお勧めの本です。