企画の教科書 おちまさとプロデュース

企画の教科書 おちまさとプロデュース

「企画」とはなにか、どうつくるのか。

ビジネス社会で新しいなにかをはじめる時、どうしても実現したいことがある時、 それは「企画書」としてしかるべき場所に提示する必要がある。 書店には数え切れないほどの「企画書の書き方」と銘うったマニュアル本が並ぶが、 肝心の「企画」とは一体なんなのか。 その定義やつくり方に関しては、至極あやふやなまま「企画」という言葉が 一人歩きしてしまっているのが現状だ。 時に「企画」は「思いつきのアイデア」と同列で語られてしまうことさえある。 本書はそのような状況に一石を投じるべく、編纂された一冊の「教科書」だ。 監修を務めたのは数々のヒット番組を世に送り出した、 おちまさと。 彼がつくりあげた番組は斬新な発想と手法で多数の視聴者から支持されたが、 それは単に彼が先進的なアイデアマンだったからではない。 ポッ、 と出たアイデアで「企画」をつくるのではなく、どうしても実現させたいという 「企画」に対する情熱と、方程式に似た冷静な思考を持っていたからだ。 全編を通して、彼が身につけた「企画」をつくるうえでの心構えから視点、 果ては企画会議の必勝法まで、企画の発想法から採用されるまでを時系列に、 時には前後に反復しながら惜しげもなく披露されている。 自分がやりたいこと、面白いと思うことが企画の出発点だが、ビジネスの視点、 企画の受け手のことを想像したサービスを提供するのが本当の「企画」だ。 「企画」に対する距離の取り方やつくる際のいくつかのルール、 繰り返し必要な推敲の仕方までも書かれている。 「企画」を生業にしている人にとっては物足りなく感じるかもしれないが、 「企画」とはまったく無縁、あるいはこれから「企画」をたてようとしている人にとっては、 本当に「教科書」になり得る一冊だと感じた。

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2008年04月26日 16時12分 / Makeup Life! メイクアップ・ライフ! riseluck.blog97.fc2.com
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