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1万円の世界地図 (祥伝社新書)

1万円の世界地図 (祥伝社新書)

「がむしゃらに経済大国を目指すだけでいいのか?」

多量のデータから見て取れる「世界に広がる格差問題」や 「日本の実情と実力」には、日本の大学進学率、住宅の 床面積の平均値など、これまでの認識と異なっていること が多く驚くばかり。 一気に読めて、しかも雑談のトピックには充分使える。 浮かび上がった日本の問題点、役人は自分の専門分野については 熟知しているだろうが、その対策についてどう考えているのだろうか? 政治家は、この事実を知っているのだろうか?甚だ疑問!! データから見る限り、ヨーロッパ諸国は「人」に優しく暮らし やすい印象、伝統や文化、歴史は人間を尊重するらしい。 どうやら、がむしゃらに経済大国を目指すだけでは、国民を 「幸せ」にすることはできないようだ。

FC2ブログユーザーによるレビュー

2007年10月15日 14時35分 / KK kkkosuke.blog122.fc2.com
5点中の4
評価:★★★★ 親父の本棚にあり偶然手にしたこの本。 内容自体はいわゆるデータ本である。しかしながら他の本とこの本が一線を画すのが、その主眼を今流行りの「格差」という点においたところ。 毎ページ見開きで、左のページでデータを提示し、右のページ筆者が簡易なコメントを付け加えるという形式が延々200ページに渡り展開されるこの本。 結論としてはこれまたありがちな「データに騙されるな」というところに帰結してしまうのが非常に残念…。 しかしながら「ビッグマックを1個買うのに要する平均労働時間」等ユニークなデータを多く紹介している。ちなみに日本は10分で世界1位。最下位のボゴタは97分である。つまりビッグマックを基準に貧富を比較するなら、世界には10倍近い格差が存在する事になる。 とまあ、こんな感じで提示されたデータを自分なりに消化するという意味で考えさせられる良い本だと思う。780円分の価値はあるかな。データとか好きな人にはオススメ。