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古典落語 志ん生集 (ちくま文庫)
- 筑摩書房
- 1989-09
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「女房ッてものは、シャツの三ッつ目のボタンみてなもんだ」
「女というものは、実にどうも、 あんまりやさしくすると、図にのぼせちゃう。 といって、小言を言やァふくれちゃうし、 なぐりゃァ泣くし、 殺しゃァ化けて出るッ」 ●『お直し』より 「チィーン、 なァ……むあァ……みィい……だァーあッ…… 金魚ォきんぎょ……ォ きんぎょ、三ィきんぎょ……ォ、 最初の金魚ォ、いいきんぎょォ なかのきんぎょォ、出目金魚……ォ」 ●『黄金餅』より 「自分を落っことしたって金は落っことしません」 ●『火焔太鼓』より 「もし当らなかったら、うどん食って寝ちゃわッ」 ●『宿屋の富』より 「あの三匹の犬も、 あのメス犬から 起請、もらったかしら」 ●『三枚起請』より 「オマエさん、あの人と、 どうして一緒ンなってんの?」 「だって、寒いんだもん」 ●『風呂敷』より 「心中の前に、 暇乞いをすましちゃおうじゃねえかッ あの世ィ行っちゃうと、 化けて出てくんのも、たいへんだもの」 ●『品川心中』より 「こんばんわァ…… 少々うかがいますがァ…… この辺に草井平助さんてェ人いますかねェ?」 ●『締め込み』より 「こォんな結構なお嬢様を…… 嫁に貰わないなんてェことがあるもンですか、 あの人が断るンなら……あたしが貰うよ」 ●『井戸の茶碗』より 「堅気の職人はなァ…… 一ッ粒いくらッて汗たらして、稼ェでるんだ」 「あ、そおォ、一ッ粒いくらッて汗ね…… ふゥン……じゃァ、夏のほうがもうかるね、 汗がドッサリ出るから」 ●『首ったけ』より 「夜中に縁側の障子が、ひとりでに開くのかい? そいつァありがてえなあ。 夜中に小便するなら、 つゥゥッと開いた時に、行くことにすらァ」 ●『お化け長屋』より 「お酒の好きな人が、夢で一升を拾って、 たいそう喜ンで、火ィ熾こして、湯ゥわかして 熱燗をしようと思ったら、目が覚めてしまった…… “あぁ、冷酒で飲んでおきゃァよかった”」 ●『親子酒』より 「オレなんざァ、若いときにゃ、 女に囲まれて、しょうがなかった…… 町内歩いたって、女の間ァ、 “ごめんなせェ、ごめんなせッ” と通ったもんだ…… ……車ァ引いてたけども……」 ●『宮戸川』より 「オレんとこの親父は、シワが多いから、 顔中で笑うんだァ、しょうがねえ、 シワが笑ってんだか、顔が笑ってんだか」 ●『六尺棒』より 『疝気の虫』『お茶汲み』『泣き塩』 『搗屋幸兵衛』『錦の袈裟』 『坊主の遊び』『しじみ売り』 『もう半分』『猫の皿』計23席











