靖国神社と日本人 (PHP新書)

靖国神社と日本人 (PHP新書)

よくまとまった靖国資料集

靖国神社に関する事柄が事細かくまとまっています。 特に靖国創設〜大戦以前がかなり詳しく書かれていて、また引用と意見がしっかりと区別されているので、そうした資料としても便利な本です。 まだ靖国問題・論争が活発化する前なので、批判の応酬や過激な感情論になっていないのも、冷静に見れていて読みやすく、評価できます。 筆者の言う「国民護持」というスタンスはなかなか共感できます。 靖国問題について知りたいけど、という人には、本書と「頭を冷やすための靖国論(三土修平著)」の2冊を読むことをオススメします。本書が大戦以前が詳しいのに対し、「頭を冷やすための靖国論」は主にGHQ占領期の動きを詳しく取り上げています。両方読めばとりあえず基礎知識は固められるでしょう。