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逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)
- 平凡社
- 2005-09
- 2588篏
- ¥ 1,995
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- 若吟若帥:逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)
- 違с膣剛(FC2違若吟)
私たちの失った慕わしい世界
古い日本を目撃した多くの外国人の証言に触れられると思い読んでみた。期待以上の成果に驚いている。今や暗い江戸の農民のイメージはあとかたもなく、かわりに陽気で人好きのする幸福そうな人々が美しい自然の中でおおらかに暮らしている様がいきいきと浮かんでくる。分厚い評論なのに、第一章がやや難解だっただけで、あとはすっかり引き込まれてしまった。渡辺氏の美しい文章で滅亡した古い日本の文明を追体験できた事は幸せだった。 私たちが今伝統とよんでいる茶の湯や生け花などの事象は、「若き日本」を構成する「新たな寄木細工の一部分として、現代文明的な意味関連のうちに存在せしめられているに過ぎない」。「死んだのは文明であり、それが培った心性である。民族の特性は新たな文明の装いをつけて性懲りもなく再現するが、いったん死に絶えた心性はふたたび戻っては来ない。たとえば昔の日本人の表情を飾ったあのほほえみは、それを生んだ古い心性とともに、永久に消え去ったのである」。渡辺氏はこうした表現で、現代の日本の文明が、近代以前の文明の変容ではなく、滅亡の後に生まれたものだと主張する。古い日本の扼殺と葬送の上に近代のドラマは始まった。これは歴史の必然である。近代化は独立と繁栄を支えた。現代の日本人は先進国の一員であり、豊かさと便利さと自由を手にしたはずなのに、古い文明に生きた江戸の人々ほど幸福でないのはどうしたことだろうか。 当時日本の庶民世界に惚れ込んだ西洋人たちは、西欧的な心の垣根の高さに疲れていた。「確乎たる個の自覚を抱くことがそれほどよいことであったか」、幸福とは時に進歩とは逆の方向にあるのかもしれない。心の垣根を高くした私たちは、かつての日本文明に触れることで戻れない道に置いて来た忘れ物を見つけられるのかもしれない。
篁紕蚊障
FC2違若吟若ャ
- 2008年06月22日 11時50分 / 落ち武者@天国 stewartia22.blog50.fc2.com

日本人の原風景
≪ゃ荐篋
- 2008年08月01日 19時51分 / zerowinsのブログ zerowins.blog62.fc2.com
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逝きし世の面影を読むと日本人でよかったと思います。
以前読んだ「逝きし世の面影」を思い出し読み直してみた。逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)(2005/09)渡辺 京二商品詳細を見る中でも陽気な人々と題して日本人の陽気で笑い上戸な風俗が楽しい。本来日本人、の本 ...
- 2008年07月06日 11時06分 / 文学マニア bungakujapan.blog43.fc2.com
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逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)
逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)平凡社 発売日: 2005-09 定価: 1,995 円 特別価格: ...








