寺子屋式 古文書手習い

寺子屋式 古文書手習い

最適な入門書

かな文字から入って、次に活字に直した候文の演習、そしてかなでルビが振られた版本を経て実際の古文書解読演習へと続くという構成。 昔の寺子屋に習ってかなから入るという作りも非常によいし、古文書でよく用いられる文体にあらかじめ慣れておくために、活字に直した候文を読む練習が挟んであるのも大変よく考えられた順序だと思った。 文字の解説のみならず文書の背景の解説なども大変丁寧であり、独学で古文書解読をやろうという人が手を付けるには最適だと思う。 同じ著者の「江戸かな古文書入門」を読んでからこの本へ進んだほうが、初学者にはより易しいかも知れない。