-
-
ボクの京大物語 (福武文庫)
- 福武書店
- 1995-03
- 446697篏
- ¥ 561
- Amazonц括完荀
- 若吟若帥:ボクの京大物語 (福武文庫)
- 違с膣剛(FC2違若吟)
京大伝説生成の臨場感
京都大学という大学は、東京大学とはやっぱり何かどこか違うヘンテコさやエエカゲンさをイメージにまとっているところがあって、どこまでホントだかウソだか分からない“伝説”には事欠かない。 そもそもこの本の著者である森毅自身が、京大変人列伝中の大物でもある。 その森毅が、自らの京大生活の中で経験した諸々を綴った一冊。その語りの中心は大学全体がわーわーとなんだか騒がしかった1960年代や1970年代。どうしようもなくデタラメでエエカゲンででもなんとなく阿吽の呼吸で通じ合ったりしていて、学生も先生も何しに大学に行ってるのやら…と思わず思ってしまったりもする(さすがの京大も今どきこんなではないだろう)。 そこで目くじらを立てるか、面白がるかは、個人の問題なのか、それとも時代の問題なのか。 まあ、どうでもいいかそんなこと。 森毅が京大を去ってからですらかなりの年月が経過した現在だからこそ、この本は、同時代的には感じられなかった何かを、読み手に感じさせることができるかも知れない。膨大な脚注も今となってはチンプンカンプンな用語・人名ばかりであるが、それはそれでいいのだろう、きっと。












