おそめ―伝説の銀座マダムの数奇にして華麗な半生

おそめ―伝説の銀座マダムの数奇にして華麗な半生

上羽のおそめさんは 女じゃないか

夜の蝶のモデルの一人の おそめこと上羽秀さんと そのヒモにして 東映の任侠映画の大ブームをおこすプロデューサーにして 藤純子の父 俊藤浩滋との物語と おそめさんを中心にした ある時代の物語です。 本の中のエピソードが 映画の ワンシーンのように 描かれており 重ねれば そのままで すばらしい映画になること 間違いないと思われます。 この俊藤が ボンノの子どもの頃からの友人ということになります。 この本に 物足りない点の一つとして 取材が 上羽秀さんの親族サイドを中心になされているので 当たり前といえば 当たり前ですが 俊藤の描写が物足りない気もします。(だからといって価値がおちるわけではありませんが) 秀さんに言わせると 惚れた旦那が玄人はだしと言われるのが嫌だったようで 仕事関係で お友達が多いだけといっていたようですが(そういう人を企業舎弟というのですが?やくざだって 見返りがあるから撮影に協力するんでしょ?) 東亜同友会の京都のホテルでの 懇談会がおそめ会館相談役の山段芳春の名前で 申し込まれていたり そのあとに親分衆をおそめで接待したりとか ボンノが びっくりするような女優と寝たこともあるというのは このへんのコネがあったからとも思えます。 東映のプロデューサーって 裏で大変ですが、惚れた女に こういう面を見せないのも まさにヒモの鏡といえるのかもしれません。

このアイテムを含む記事

2008年04月18日 19時42分 / 読む・感じる・考える〜日々考読 enjoyreading.blog17.fc2.com
伝説の空飛ぶマダム
日本経済新聞の文化面に掲載されている『私の履歴書』は、さまざまな方面で活躍されている方々がご自身の半生を振り返るコーナー。時代背景や人々の価値観等現代では理解しにくい部分もありますが、何しろご本人が振 ...
2007年11月01日 23時48分 / 宮崎住まい のんびり生活 miyazakimei.blog76.fc2.com
戦中戦後の人たち
どこかで書評を見て気になっていた本です。 ハードカバーを読むのは久しぶり。 おそめ―伝説の銀座マダムの数奇にして華麗な半生石井 妙子 (2006/01)洋泉社この商品の詳細を見る 内容は副題にある通り、なのですが ...
2007年10月29日 21時27分 / 本読め 東雲(しののめ) 読書の日々 ko5842.blog64.fc2.com
伝説の銀座マダム  石井妙子著「おそめ」
「おそめ」その名前に、聞き覚えのある方はかなりの社会通。実際に会ったことのある方は、以前かなりの地位にいらした方では・・・。今日の本は、銀座の伝説のマダムの半生を綴ったノンフィクション「おそめ」でござ ...