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Grace Under Pressure
- Mercury
- 1997-06-03
- 59701篏
- ¥ 1,118
- Amazonц括完荀
- 若吟若帥:Grace Under Pressure
- 違с膣剛(FC2違若吟)
異色の質感も当時の流行りの意識のあらわれ
"Signals"までプロデューサをつとめていたTerry Brownから離れ,Peter Hendersonと組んだ本作は,Rushの作品の中でも独特の質感をもっている.Simmonsのドラム(どこに行ってしまったんだろうか)が存分にフィーチャーされていて,これを書いている時点で聴くと,アナクロな感じもする.本作がリリースされた当時は,3人でも完全にライブ演奏できるレコーディングを課してきた彼らが,とうとうシンセのシーケンサーを使ったことが驚きをもって受け止められた. 今でもライブでよく演奏される"Distant early warning",本作の中では疾走感のある曲という意味で異色な"Afterimage"は好きな曲だ.珍しく歌詞が叙情的でもある.その他にも,Simmonsと通常のドラムでぐるっと囲まれた中でNeil Peartがドラムを叩くプロモが印象的だった"Red sector A",verseがなんと5拍子の"Kid gloves"は,プログレ的な香りがする.そんな本作は,当時のテクノロジーを自分達のスタイルに貪欲に取り入れようとしていたことのあらわれだとみたほうがいいでしょう."Signals"から継続しているThe Policeへの傾倒もさることながら,Alex Lifesonのギターの音色には,当時ときめいていたU2のThe Edgeが感じられるし,厚めのシンセからは,プログレにポップロックな味つけ(あるいはその逆)をしてメジャーとなっていった当時の多くのバンドを思い出す.Yes,Asiaをはじめとして,JourneyやTotoまでそんな音づくりをしていた.とかく独自の道を歩んできたトリオとして語られる彼らだが,"Signals"以降はそんな当時の音楽事情と無関係ではないといえるのではないだろうか. 他の作品を聴いて彼らのファンになった人には,違和感を与える作品だと思う.しかし,そこはRush,3人の密度の濃い演奏という点ではしっかりと背骨をとおしている.









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