脱獄

脱獄

先入観なしに聴いて欲しい

シン・リジーというバンドって皆さんはどのように捉えてられるのでしょうか。フィルリノットのワンマンバンド、アイリッシュのハードロックバンド。いろんな見方はあると思うのですが、このアルバムを先入観なしに聴いてみるとポップな部分が特に目立つように感じます。フィルの独特のヴォーカルスタイル今でこそラップが全盛なんでこの話すように歌うスタイルも珍しくないのですが、当時は非常に新鮮でした。またそのヴォーカルの裏でなるツインリードギターはどことなくドゥービーブラザースを彷彿とさせる部分もあります。「エメラルド」は日本人好みのマイナー調のハードロックでソロフレーズもどこか歌謡曲チックなんですけどカッコいいんです。シン・リジーの来日コンサートに行ったのは79年の夏であったと記憶しています。ゲーリームーアが直前で脱退して、なぜか天下の機用貧乏ミッジユーロを加えての来日公演でありました。同時期にヴァンヘイレンとジャーニーが来ていて、小遣いとの相談でどれか一つしか行けなかったのですが、僕は迷わずシンリジーに行ったのは、この「脱獄」というアルバムを聴いて気に入っていたからでありました。