アギーレ・神の怒り

アギーレ・神の怒り

絵画的美とフェミニズム

 とかく陰惨なイメージのあるこの作品は、一方で一幅の絵画を思わせる美しいカットにも事 欠かない美しい映画だ。美しい衣装をまとった人々が完璧な構図で配置され優美に歩く場面は ラファエル前派の絵画のようだ。  他の方の触れられていないことで、この作品におけるフェミニズムも指摘しておきたい。 次々と無残な最期を遂げる男たちの中で、登場する女性たちは常に気高く美しく、極限状況の 中では不自然と思われるほどに清潔である。また、現地人の女性であろうと辱められるシーン が一切ない。これも状況を考えるとかなり不自然である。凶暴な主人公が、美しい愛娘を連れ て溺愛していることは象徴的だろう。確かに彼女等も悲惨な運命をたどるが、運命を予感し、 悲しみながらも従容と受け入れる彼女たちは決して惨めではない。それは監督のフェミニズム 美学の発露であり、それがこの強烈な作品の後味を意外に悪くないものにしているのだと思う。

≪ゃ荐篋

2008年05月09日 13時30分 / フラッシュ極め道 shatyo.blog94.fc2.com
アギーレ・神の怒り
久しぶりに観たが内容忘れてた。諸行無常てな感じで静かにハラハラしちゃうね。クラウス・キンスキー萌えアギーレ・神の怒り(2001/09/26)クラウス・キンスキー、ヘレナ・ロホ 他商品詳細を見る ...
2007年02月04日 23時39分 / ◇◆記憶のキロク◆◇ itoradoggydog.blog91.fc2.com
アギーレ/神の怒り(1972)
アギーレ・神の怒り <AGUIRRE,DER_ZORN_GOTTES>1972年ドイツ  ■1977年全米批評家協会賞:撮影賞『トーマス・マウホ』 監督:ベルナー・ヘルツォーク 製作:ベルナー・ヘルツォーク 脚本:ベルナー・ヘル ...