血の轍

血の轍

買いなおす価値ありの紙ジャケ

 この作品がロック史上に輝く名盤であることは誰も異論がないところでしょう。だからと言って、買いなおすかどうか・・・と言われると人それぞれ考え方が違うと思います。わたくし自身「どうせアナログで持っているから・・・」と、よっぽどのことがないと紙ジャケに手を出しません。  今回このアルバムを購入したポイントは、他のディラン作品同様にリマスター音源で、適正な価格であることに加えて、発表の半年後からはディランの意向で差し替えられてしまったというジャケ裏のピート・ハミルの解説が記載されたオリジナル仕様であることでした。ミニチュアながら、見慣れたジャケと違う仕様で、それなりに視覚的に楽しみました。  なおこのピート・ハミルはこのライナー・ノーツでグラミー賞のベスト・ライナー・ノーツ賞(そんなものがあるなんて知りませんでした)を受賞したそうです。ピート・ハミルのライナーの訳、歌詞・訳詞まで掲載されており、非常に充実しています。なお、解説も2003年の読み応えある書き下ろしです。  ということで、買いなおす価値は十分ある紙ジャケと思いました。