オアシス

オアシス

真の女優とはこういうことだ!!

驚愕しました。アジアにこんな素晴らしい女優さんがいるなんて。なんという映画への献身ぶり。驚きと同時に感動しました。ムン・ソリさんは脳性麻痺の身体障害者を演じています。彼女は言います。 「この役を演じるのは人生最大の葛藤でした。女優にとってマイナスだと言われて引き受けるべきかとても悩みました。でも人生には越えなければならない山が現れるとこがあります。その山がいかに険しく途中で何が起こるか分からなくても越えなければその先には進めません。たとえその先に存在するのもが楽園やパラダイスではないとしても…。」 「オアシスの撮影中には実は世間への反抗心がありました。なぜなら世間は偏見の目で女優を見るからです。"女優は美しくあるべきで身振りは優雅で上品 天使のような声で話すべき" 肝心の演技ははじめから期待もしていないのです。むしろ私生活の方に関心があったり。そういう世間の風潮に反抗したかったのです。いわゆる理想の女優像とは異なる女優に挑戦してみたかったのです。"こういう役に挑むのは女優ではないですか?"と世間に訴える思いが多少あった気がします。」 こういう気持ちを持っている人こそ女優と呼べるのではないでしょうか。映画の内容に対しては細かく言いません。素晴らしい映画です。ただ僕はムン・ソリという女優の恐ろしいほどにリアルで、努力し完成された演技に一瞬たりとも目が離せませんでした。