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バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
- BMG JAPAN
- 2005-03-21
- 50866篏
- ¥ 4,200
- Amazonц括完荀
- 若吟若帥:バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
- 違с膣剛(FC2違若吟)
録音は最高なんですが
生で聴くチェロの音はほんとうに気持ちがいいですね。まるで『セロ弾きのゴーシュ』に出てくる子ネズミのような気分になります。日本を代表する古楽器チェロ奏者鈴木秀美の、二度目のバッハ録音は、SACDのキャパシティを充分に活かしたすばらしい録音です。やわらかくしかも芯のあるチェロの音色と、それを包み込む豊かなホールトーン。あちこちのオーディオショップで試聴用に置かれているのも当然ですね。もちろん演奏がすばらしいからこそ、音の良さがきわだつのですが。 では、なぜ満点をつけなかったのかといいますと、一部の楽章の解釈に違和感を感じたからです。たとえば第3番ハ長調のプレリュードですが、わたしの好きなフルニエやビルスマの演奏は、ゆったりとしたテンポで、途中では、アルペジオの個々の音を微妙に弾き分けて、まるで複数の旋律が同時進行で流れているように感じさせます。しかし、このアルバムでは、速いテンポでひたすらザクザクとせわしなく演奏されるばかりで、そうした構成の妙を感じさせてはくれません。 もちろん、これは演奏者の解釈にもとづくものであり、このような演奏をすばらしいと評価する方もおられるはずです。それに対して異論を唱えるつもりはありません。あくまでこれは個人的な嗜好の問題です。ただし、そうした若干の違和感があるにしても、じっくり聴かれるべき立派な演奏と評価し、多くの方にお勧めしたいと思います。











