セブンソード

セブンソード

詰め込み過ぎ

武術の禁止された世界で、武術家を狩る賞金稼ぎの組織に立ち向かう7人の剣士の戦いを描いた武侠映画。 冒頭から剣を使ったアクションシーンが展開されるが、ワイヤーアクションの多用と悪役の珍妙なメークや武器のせいで、だいぶ軽い印象を受けた。そこへ目を覆いたくなるような陰惨なシーンが追い討ちをかけるように展開され、作品世界に入ることを難しくしている。 多くのことを詰め込もうとしたためか話の進展も性急で、背景説明が省かれているところもあって、終始つかみどころのない展開に翻弄された。 ユニークな題材と豊富な俳優人を使って壮大なスケールの作品を描こうとしたことは伺えるものの、時間的な制約などから、剣士の個性が相殺されるなど、小さくまとまったしまったところが感じられて残念に思う。 ただ、ドニー・イェンが終盤にみせる通路での一騎打ちは、スピーディーで見ごたえがあった。