X-MEN (特別編) (ベストヒット・セレクション)

X-MEN (特別編) (ベストヒット・セレクション)

ちっとも面白くないのだが

ブライアンシンガー監督のハリウッドでの超大作のまかされ度というか信頼度の異様な高さがまるで理解できない。Xメンシリーズもスーパーマンもブラシンを起用したことで、妙に爽快感のない大作となってしまっているし。堅実な演出力は認めるが彼でなかればもっと面白かったのではと思うばかりだ。で、このXメンも何がそんなに大ヒットするのか不明である。ストーリーは爽快感に欠けるし、何よりも主人公達の能力が現実ばなれしたマンガちっくなものばかりなのに、作品のテイストはリアル志向では、超能力のスーパーインフレ状態であり、襲い来る危機に何の緊迫感もなくなってしまっている。何より説得力がないのが、ラストで大津波が来て仲間が死んでしまうのだが、メンバーに時間を止めることが出来るヤツ、瞬間移動できるヤツがいるのにこの危機を脱せられないことである。こんな能力が使えるなら、どんな危機も関係ないだろう!