ジ・エイジ・オブ・ジ・アンダーステイトメント

ジ・エイジ・オブ・ジ・アンダーステイトメント

2000年代的な解釈

The Last Shadow Puppets(ザ・ラスト・シャドウ・パペッツ)の1stアルバム。 Arctic monkeys(アークティック・モンキーズ)のフロントマン&メイン・ソングライターであるアレックス・ターナーと、盟友であるRASCALS(ラスカルズ)のマイルズ・ケインによる新バンド(2ndを制作する予定もあるとか) 録音は2007年の夏にフランスにて、2週間でアルバムのレコーディングを終えたとの事らしい。 内容的には彼らが影響を受けていると公言している50年代〜60年代の音楽の影響が多分に垣間見える。 まんまその年代的な部分も否定できない部分はあるが、2000年代的な解釈と捉えてもいいのではないかと思う。 それぞれのメインの所属バンドの特色的なものもしっかり出ていると思う。 アレックス・ターナーの声は予想以上の柔軟性があるのかもしれない。 彼の歌が今まで以上に幅を広げていくとなるとArctic monkeysの次作にも期待せずにはいられないのだが。 以下、全曲解説。 1曲目はアルバム表題曲でもあり、先行シングルでもあり、重厚なストリングスによる迫力が圧倒的な「The Age Of The Understatement」 2曲目は導入部分の加速がかっこいい「Standing Next To Me」 3曲目はムード溢れる「Calm Like You」 4曲目は歯切れのいいリズムから重厚な展開に変動する「Separate And Ever Deadly」 5曲目は50年代〜60年初期の雰囲気を感じさせる「The Chamber」 6曲目はこれまたストリングスが印象的な「Only The Truth」 7曲目は哀愁を帯びたメロディが響く「My Mistakes Were Made For You」 8曲目はスピード感の中に時折織り込まれる重厚なフレーズが効いている「Black Plant」 9曲目はアレンジの緩急で攻める「I Don't Like You Anymore」 10曲目は徐々にテンションが高まっていくアレンジで迫る「In My Room」 11曲目は華やかな雰囲気が良い「Meeting Place」 12曲目は純粋なアルバムのラストである物悲しさが印象的な「The Time Has Come Again」 ボーナストラックの「Two Hearts In Two Weeks」も最高!!