戦後ドイツ―その知的歴史 (岩波新書)

戦後ドイツ―その知的歴史 (岩波新書)

思想ドイツ

主にハーバーマスやデリダによりながらドイツ市民の姿を探ろうとしたもの。ほとんどが知識人だけの言説をもとに書かれているため現代思想フリーク以外にはおすすめできない。特に統一に関する政治的変遷を、複雑の一言で切りすてており情報価値は低い。

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2006綛0819 0802 /   仁屋番頭 aerialspace.blog33.fc2.com
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フランクフルト学派に代表される知的営みは有益だったのか無益だったのか。 取り扱われる素材も左派やリベラリストたちの主張に偏向しており、それら自体にも有機的関連を見出せない。一国の体制は急進・改革派、特定のイデオロギストの意見のみで形成されるものではないだろう。 第二次大戦前後のドイツが対比さそれらによって相対化されるのみで、著者の真意が今ひとつハッキリしない。 後書きにもあるが新書で取り扱うには内容的に無理があったのではなかろうか。