新装版 尻啖え孫市(上) (講談社文庫)

新装版 尻啖え孫市(上) (講談社文庫)

あけっぴろげであるがままの主人公の魅力が満載!

『語り部』とは英語では`STORYTELLER'だろうか、辞書を引くと「落語家」や「講釈師」に加えて「嘘つき」とか「法螺吹き」という意味もあるようだ。司馬さんを知ったのは学生時代で、最初の作品は確か『国盗り物語』だったと記憶する。その余りの面白さに嵌ってしまい、図書館から次々と借り出して、暇にまかせて片っ端から貪るように乱読した。どこまでが史実でどこからが創作か?という疑問は当時からあったものの、騙される心地よさに酔いしれていた。 最近は時代劇のちょっとしたブームらしく、本屋さんの文庫本のブロックには藤沢周平をはじめとする多くの作家の作品が並んでいる。当然ながら司馬さんのコーナーもあって『燃えよ剣』や『竜馬がゆく』など懐かしい題名が揃うが、その中で今まで見たことのない作品名に気がついた。それが本書『尻啖え孫市』と『俄−浪華遊侠伝』で、通勤時間の暇つぶしに早速購入することとした。 名著数多の司馬作品の中では佳作という位置づけだろうが、いやはやどちらも本当に面白い。いささか尋常ならざる人物を描かせたら司馬さんの右に出る者はおらず、この作品でも「木下藤吉郎」や「織田信長」が脇役で霞んでしまうような魅力的な主人公「雑賀孫市」が縦横無尽に暴れまわる。場面ごとにあたかも目の前で眺めているような錯覚を起こさせ、登場人物の気持ちになりきって一喜一憂する、これぞ「司馬文学」の醍醐味か? この本のせいで3度も駅を乗り越してしまった。

FC2違若吟若ャ

2008年01月21日 18時53分 / あぐり mznt.blog69.fc2.com
5剛賢5
※文庫本。孫市と秀吉がファンシー。

≪ゃ荐篋

2008年03月15日 14時18分 / 無駄人生記 bota.blog20.fc2.com
『尻啖え孫市』を読んでみた。
『尻啖え孫市 司馬遼太郎』を読んでみた。新装版 尻啖え孫市(上) (講談社文庫)(2007/08/11)司馬 遼太郎商品詳細を見るタイトル通り、戦国時代の雑賀孫市のお話。孫市かっこえーよ。本願寺こえーよ。新装版 尻啖え孫 ...
2007年12月28日 21時09分 / しばしんはヒマ人 projecthimajin.blog75.fc2.com
『尻啖え孫市』 (司馬遼太郎)
新装版 尻啖え孫市(上) (講談社文庫)(2007/08/11)司馬 遼太郎商品詳細を見る新装版 尻啖え孫市(下) (講談社文庫)(2007/08/11)司馬 遼太郎商品詳細を見るずっと前に読み終わってたので書こう書こうと思ってたんですが ...