進化と人間行動

進化と人間行動

進化を通じて自己を知る

「生物は進化したのだ」と言うのは簡単だけれど、実際その意味するところは何なのかということに関しては中々理解しづらいものがあります。 本書は生物、そしてその一員たるわれわれ人間にとって「進化」という事実がいったい何を意味しているのかを簡明に説明するものであるといえます。 生物進化というと、形態的側面に注意を引かれてしまいますが、実は行動特性や心理的特性も自然淘汰の影響を色濃く受けています。とすると進化のプロセスを理解することは私たちの自己理解の深化にもつながります。 単になんとなく言葉の上で知った気になっている進化や自然淘汰といった事柄について具体的に、かつわかりやすく解説してくれています。本書を通読するとなんだか知的にレベルアップしたなあ、という気分になれます。本書の内容は現代人の教養として身につけておく必要があると思います。