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最後の願い
- 光文社
- 2005-02-23
- 510181位
- ¥ 1,890
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嫌な気持ちの残らないミステリー
新しい劇団が出来上がっていくまでの物語です。 中心メンバーとなるのは演技力はもちろんのこと頭もキレる2人の男。 彼らは一緒にやって行きたいと思う人たちを訪ねていく。 しかし、その人たちはそれぞれに見過ごしてしまいそうな小さな、 でも「納得のできない不思議」を抱えていて、 2人はその謎を解決しつつ、仲間を増やしていきます。 全体を通して、面白さの元となる謎そのものには ハッとするほどの意外性やわかった時の爽快感はあまりない。 でも、ミステリーを読んだ後に残る強烈な悪意による不快感は感じず、 むしろやわらかいまなざしを受けたような心地でした。 後半に進むにつれて全編がつながっていくのがわかるのだけど、 それと並行して一人づつ劇団のメンバーが集まり、 すべてがスルスルと着実に完成していく過程を味わうのは気持ちの良いものでした。
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