台湾の主張

台湾の主張

親日家であり独立穏健派

 前台湾総統(1988−2000)である李登輝氏(1923−)による総統就任時(1999年)における著作。時期的に考えると、10年以上に渡る台湾総統としての活動の総決算であり、次期総統へのメッセージも込められていることだろう。  本書の構成は非常にわかりやすく、自身の思想遍歴、政治哲学を通じて台湾の「繁栄と平和」の原動力について語り、最も影響力のある中国・アメリカ・日本との関係から台湾を論じ、21世紀の台湾への展望を語っている。 蒋介石とその息子:蒋経国が築いた発展の基礎の上に行われた李登輝政治は、孫文の「三民主義」を引き継ぐ。そして恐らく最大の功績は、「民主化」だろう。司法改革を中心に、憲法改正や教育改革を通じて、民主化の道を切り開いたという実績は非常に重要である。  自身が大学時代に京都大学に在籍していたこともあり、かなりの親日家で(中国からの)独立派。総統退任後も中国の反発を受けつつも幾度となく来日している。

≪ゃ荐篋

2007年06月06日 00時15分 / my freedomlog humanite.blog96.fc2.com
李登輝前総統、日本を語る!
 月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり.  李登輝氏が来日、念願の奥の細道を訪ねた。新緑の 奥の細道に感慨新たであろうか。  後藤新平生誕150周年記念式典で、李登輝氏は「後藤新平と 私は強い ...
2006年09月02日 14時51分 / 本からの贈り物 milesta.blog72.fc2.com
『台湾の主張』 李登輝  〜『大地の咆哮』の補足として〜
台湾の主張李 登輝 (1999/06)PHP研究所この商品の詳細を見る 『大地の咆哮』を読みながら、ずっとこの本を思い出していた。中国の農業政策の失敗、無計画なダム建設による水不足・・・李登輝氏が台湾の農業復興に ...