答えは誰も知らない
美しさを捧げたいのだ。
人間という、弱き魂の美しさを。
誠という、人を尊ぶ欺けぬ心を。
嗚呼しかし、それも叶わぬ。
そんなに悲しい瞳で何を見ている!
私は読み棄てられたゴシップのように
誰も知らない、時の墓場に安住する。
愚かなり。愚かなれども。
もうすこしだけ 冬眠を
誰にも 厭われずに
この
温かな殻の中で
2008年04月23日 23:20 by 莢
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