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詩人たちの独り言

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汚染された町で

汚染された町

水源は猛毒に侵され 白い泥沼になった(町を発展させるための工業産業の裏で)

土は鉛で汚染され 黒く変色した(バッテリーかr鉛を取って売るために)

空気は硫黄の味がする(産業発展のための煙で)

川は クロムで汚染されて 触ることもできない(クロムを産出する鉱山の裏で)

蛇口をひねれば 水銀を含んだ薄汚れた水が出てくる(工業排水をそのまま川へ流した結果)



子供たちがいた


その子は水道から水を汲んで飲んだ

その子は鉛で汚染された土の上で遊んでいた

その子は施設の中で 人工太陽による日光浴をしていた

その子は川の水に触ってしまい 手がただれていた



何の罪があって、その子たちは 
               命を落とすのだろう?




 

2009年03月15日 19:49  by 

コメント一覧 1件中、1~1件表示

  • 罪も何も無いのです
    汚れた街で何も知らず無垢で産まれて
    それが罪と言うなら一体ドウシテ許されるのか

    土も汚れ
    水も汚れ
    空気さえも淀んで汚れ

    無垢な命は、有無を言わず汚れ
    何も知らずに命を落とす

    おーーんおおんとなくのは何か
    穢れを知らずに命をなくした
    儚い無垢の魂か

    おーーーんおおんと叫んでないて
    汚れた泥で練り上げる
    無垢な醜い泥人形

    汚れた土と
    汚れた水と
    汚れた空気を与えられ

    無垢な呪いを詠い出す

    何が罪やら穢れは何か恨み哀しみ妬みは何か
    ずくりと歩く泥人形
    無垢な恨みを受け止めるのは

    穢れに沈んだあの街の群



    2009年03月27日 16:55 by e_fyu