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詩人たちの独り言

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りんご

マニュキアには何いろかしら??
やっぱり真っ赤なりんご

真っ白なあたしの心に
答えを描いて見せよう

想いばかりが溢れてく
結局わがままなだけなんだよね

飾り付けしてみてよ
りぼんが似合う紅色
きらめく滴はあたしにしたたって
口の中で
甘みだけがコダマする

飾りつけしかできない
そのままが伝えられない
黄色い蜜はあたしの中で
涙と混じる赤の味

2009年03月24日 23:17  by 

コメント一覧 4件中、1~4件表示

  • セキタイさん→
    素敵な詩、ありがとうございます^^
    りんごの兎=君
    というキラキラの青春的な発想に惹かれます

    語呂もよくてリズミカルで気持ちいい詩ですね〜

    愉陀政人さん→
    いつもお返事くださり、嬉しいです^^
    ありがとうございます。
    よく考えると切ないというか、
    「修羅場」が魅力的にいかされている感じですね、
    でも深いです、
    読めば読むほど気になります。

    2009年03月27日 14:46 by

  • あの樹めざして走ってきたというのに

    もう何処に在るのかもわからない

    わからないのに僕はまだひたすら走ってみせている

    理由が浮かばない
    僕は何のために誰のために走っているのだ

    走ってたどり着いたからといって
    いったい何が叶うというのだ

    僕は今日もあの樹目指して突っ走る
    転び這いずりながらも
    あの樹
    りんごの樹
    真っ赤なりんごの樹めざして

    突っ走る


    生きる

    2009年03月27日 14:35 by

  • 赤い毒は
    喉に巣を張り
    貴方を殺した。

    赤い頬が
    窶れぬ内に
    貴方に愛の接吻を。

    目覚めた貴方が恋をした頃
    赤い赤い毒林檎は
    嫉妬に狂いながら
    黒く腐っていった。

    最初に貴方と接吻したのは
    わたくし
    毒林檎であったというのに。

    2009年03月27日 03:27 by

  • 真っ赤なりんごのうさぎさん

    どうしてお顔が赤いのさ

    恥らう君を胸に抱き

    そっと甘さを確かめる。

    2009年03月25日 21:34 by セキタイ