りんご
マニュキアには何いろかしら??
やっぱり真っ赤なりんご
真っ白なあたしの心に
答えを描いて見せよう
想いばかりが溢れてく
結局わがままなだけなんだよね
飾り付けしてみてよ
りぼんが似合う紅色
きらめく滴はあたしにしたたって
口の中で
甘みだけがコダマする
飾りつけしかできない
そのままが伝えられない
黄色い蜜はあたしの中で
涙と混じる赤の味
セキタイさん→
素敵な詩、ありがとうございます^^
りんごの兎=君
というキラキラの青春的な発想に惹かれます
語呂もよくてリズミカルで気持ちいい詩ですね〜
愉陀政人さん→
いつもお返事くださり、嬉しいです^^
ありがとうございます。
よく考えると切ないというか、
「修羅場」が魅力的にいかされている感じですね、
でも深いです、
読めば読むほど気になります。
あの樹めざして走ってきたというのに
もう何処に在るのかもわからない
わからないのに僕はまだひたすら走ってみせている
理由が浮かばない
僕は何のために誰のために走っているのだ
走ってたどり着いたからといって
いったい何が叶うというのだ
僕は今日もあの樹目指して突っ走る
転び這いずりながらも
あの樹
りんごの樹
真っ赤なりんごの樹めざして
突っ走る
生きる
赤い毒は
喉に巣を張り
貴方を殺した。
赤い頬が
窶れぬ内に
貴方に愛の接吻を。
目覚めた貴方が恋をした頃
赤い赤い毒林檎は
嫉妬に狂いながら
黒く腐っていった。
最初に貴方と接吻したのは
わたくし
毒林檎であったというのに。
真っ赤なりんごのうさぎさん
どうしてお顔が赤いのさ
恥らう君を胸に抱き
そっと甘さを確かめる。
2009年03月25日 21:34 by セキタイ
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