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詩人たちの独り言

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花は愛


涙こらえてつよがった
焦りをおさえて呼吸した

一つ一つ息が続くその間
風が私を通り越していくその間

ラベンダーの上でキツイ花の香りに酔って

だけどいつの日か叶うなら
転げ廻りながら貴方の前で

花を摘もう

二人で摘んだやさしい蕾は
永久にわたしのポッケに生きる

何十年何百年経ってもね
いけばなのように記憶とともに残ってくれる

時間だけが嘘をつかない
過去だけが偽らない

だけどそれは私とともに消えていくの


斜めには生きない
だからこそ
正しき道ほど散るのは早い

2009年05月24日 10:41  by 

コメント一覧 1件中、1~1件表示

  • なんだか、大切な友人の心を代弁してくれたような詩です。

    悲しみの底に

    友人はいるのです。

    思いを感じた気がして

    涙が出ました。

    ありがとうございます。

    2009年05月25日 14:47 by つくりびと