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詩人たちの独り言

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モノクロの世界に一滴の涙を…

モノクロの世界 誰も居ない
居るのは 顔がない人ばかり
恐怖が私の体を蝕む
死にたいと初めて思う
友達も離れていった
消えたいと何回も望み
死のうとして何回も首を締めた
自分が嫌いで何回も殴る

モノクロの世界に羽をなくした天使が落ちてきた
私は助けてしまった…
世界は更に 濃くなっていく
羽のなくした天使は 自分を抱きしめてくれた

最初は何回も 拒否をした
怖いから、何度も腕の中から出ようとした
でも 羽をなくした天使は…
自分を離してくれなかった
何故か分からない
嬉しくなっていた…

初めてその天使を信じてみたくなった…
優しい光で包んでくれる天使が大好きになった…
でも、また裏切られた…

黒い霧が現れた…
もう誰も信じない…
誰も自分に近づくな…

赤の他人が自分に近づいてこう言った…
「何で壁を作っているの?邪魔じゃないの?」
もう一人歩いてきた その人は…
「私達は貴方のために居る…だから…壁を壊して…。」
自分は立ち上がって 壁に触れた…
その二人は 更に人を呼んで…
五人になった…
私は腕を引っ張られた…
私は初めて…
涙が出てきた…
その一滴が モノクロの世界に落ちていった…

_________
どうでしたか?
初めて友達が出来た頃の私をイメージしました。
読んでくれてアリガトウゴザイマス。

2009年05月26日 14:26  by BLAST

コメント一覧 2件中、1~2件表示

  • 褪せた世界の淵にて眠る。

    灰色の空を刺す燕

    崩れた廃墟の黒い壁

    枯れた朝顔の蔦が這う

    そんな夢に愛は不在で

    孤独がまるで毒の様に

    わたくしを喰らってゆく。

    もし、これが醒めぬ夢ならば

    己の胸の肉に爪を立て

    花びらの様に掻き分けたら

    我が心臓に接吻しよう

    やりようのない愛に焦がれ

    落ちる涙の一つでも

    誰かに捧げられたらと。

    2009年05月30日 05:26 by


  • 気がついたらあたしは
    真っ白な世界で
    ただ流れ出ていく涙の粒に恋して

    気がついたら僕は
    真っ黒な世界で
    ただ溢れ出ていく叫びの音に悲しんで

    あるのはあたしと微かに聞こえてきた
    未来の扉が開く音

    あるのは僕と微かに聞こえてくるような
    未来の扉が閉じる音


    誰か迷わずに来てよ
    僕(あたし)の手を繋いでよ


    ここは迷路さ
    近道は「信じること」を知っている人

    そしていつの日かはじめて

    あたしの心の中に
    はじめて色がみえたのは
    あなたを見つけて
    染まった頬の紅色です

    そして永い月日の後

    僕の心の奥に
    はじめて色がみえたのは
    君を見つけて
    流した涙の蒼でした


    忘れない
    忘れたい「白」の旗と「黒」の旗

    あなたは…
    僕は…

    なに色をしてますか??

    2009年05月27日 15:09 by