夜
雨降る月の 揺りかごに
揺られて眠る いとしい子
私は歌う 子守唄
どうかこの子に 良い夢を
星降る夜に 出会えた子
そばで見守る 小さな手
私は望む いつまでも
どうかこの子に 幸せを
「分かったふりしてきどって見せる」
でも本当は何も気づいちゃいない
変わりたいって思うんだよ
乗り越えたいって思うんだよ
だけどやっぱり変わるのが怖い
もう話かけないで
君の声が頭に響く
僕が変わってしまう
君が死んだら悲しいと泣いてしまう
今までの僕に戻れない
夜が…好きだった。
夜のあるこの世界が好きだった。
でも結局は朝がやってきてしまうのだから
朝も好きなことになってしまうのだろうか
無人島に曇り空の夜が来て
ブラックホールみたいで
永遠に空へと引っ張られそうで
駆けだし 光の翼広げてさ
分厚い雲突き抜けてみたら
本当の空には星が散らばってた
残像スパイラル 記憶の傍で
寄り添って 笑って うつむく 影
どこから キミの声が 呼んでいた
月のベッドの上に 座ってた
空になったペットボトルが
砂浜に流れ着いてきて拾う
この島から出る船を作るために
するとキミは鉄くずをもって
穴を開けて沈ましてしまう
でもそれで良いと想った 今だけは
アダムとイブになったように踊る
砂が散らばって 夜の光に反射して
腕につけてた時計の針は停まった
月のベッドで 寄り添っていたい
幻想の世界で ずっと酔っていたい
そう願った とある遭難者の夜
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