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詩人たちの独り言

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***Tragic Love Story***


二人でいても
幸福などほど遠く感じる余裕もない
切羽詰った会話ばかり
息苦しさだけ募り
空気は重く垂れ込める

はたしてわたしはあなたを愛しているのか
ほんとうに愛しているのか もはや知るすべもなく

この愛は何かを必要とするのか
たとえば犠牲は要るのか
答えはYesでありNo
あなたのために何か
してあげたくてたまらない

何も受け取らないあなたとわたし
互いにさしだす献身はすれ違い 惑う

わたしたちの愛は鉛のように
重く重く心にのしかかり
軽快な気持ちを掣肘
激しい情操は拘束
残ったものは嫉妬と憐憫

その献身は足かせにひとしく
わたしの想いは自己満足でしかない

あなたの美しさはもう
私の心に届かない
けれど美しいという想いだけは消えず
いつまでも残り続ける
わたしはそこにあなたをみない

どうして噛み合わないのか問うて
愛はそういうものと答えを出した わたしの心


愛とはそういうもの と わたしの心が悲鳴を上げた


***Tragic Lov e Story***

2009年09月29日 22:56  by コウ

コメント一覧 2件中、1~2件表示


  • 君の黄昏れた声が
    わたくしを拒めば
    夕も暮れる迄には
    わたくしは死のう

    弧を描く窓枠から
    覗く石畳の赤や橙
    鼠色の部屋の外は
    丁度黄昏れ時の様

    ランプの灯を消し
    二度と見ぬ君の夢
    弧を描く窓枠から
    ぐるり廻り墜ちた

    ああ、いつか見た
    赤と橙の石畳へと
    わたくしは眠ろう

    二度と見ぬ君の夢
    黄昏れて狂わす空
    わたくしの視界は
    もはや明けぬ夜闇

    2009年10月03日 09:00 by

  • 愛を知るなんてことは、私には到底出来そうもない。

    なぜなら、愛なんてものは人によってすべて異なるからだ。



    どういう感情が愛になるのか?と聞かれても

    私は答えることができない。


    私のこの感情が愛だという保証はどこにもないのだから。

    この世界に本物の愛を知ってる人なんているのだろうか?

    2009年10月02日 20:48 by