溺れる空
魚は、夢を見るのだろうか。
晴れた空。
雲ひとつない空を見上げて
魚の夢に、想いを馳せる
それはまるで、空に流れる水のよう。
眠らない魚が夢見るは
それは果てなき青の夢?
魚は海を泳ぎ、
鳥は空を泳ぐ。
人は、人間は。
遠く遠くどこまでも広がる、空。
終わりない青に溺れながら、
魚と同じ、青い蒼い夢を見た。
2009年10月02日 20:05 by 朧陽炎
皆さん、素敵な返詩ありがとうございます。
自分の書いた詩に、みなさんが返してくださって
より理解が深まるというか……、
みなさん、素敵すぎます(・_・;)
どうもありがとうございました!
2010年05月15日 17:57 by 朧陽炎
「水面接触」
足をつけて、水面の自分を見る
足を揺らして広がる波紋を眺める
魚が近寄り、こちらを見つめる
それはまるで…外に出たがる
溺れた人魚のよう
空と海との狭間に辿り着きたくて
鱗をはがした
翼を落とした
残された足で走っていく
それは永遠に辿り着けないところ
人間は終わらない青い蒼い夢に溺れるの
___________
素敵な詩ですね。
近くに海がないので空の詩ばかり書きますが、
時々お婆さんとお爺さんの故郷に帰るとそこには雄大な海があります。
そして、果てない空と海の境界に世界の大きさに思いをはせます。
きっと人間も昔から……そこに行ってみたいと思ってたと思います。
今日の夜は魚の夢を見そうです。
2010年05月09日 11:15 by ゆみ
人はなぜ 空でもなく、海でもなく、大地に立つことを選んだのだろう?
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