深く悲しい現実が待っていても。
悲しみを受け入れるとき。乗り越えていくとき。
あなたはどんな詩をうたいますか?
つめたい朝
時計が愛想のない起こし方をする
そのスイッチを止める
今日の朝を迎えてしまった
僕はもぞもぞと毛布のなかでまるくなる
もう少しこのあたたかみのなかにいたい
そんな気持ちにまどろみそうになるから
無理やり身体を起こしてベッドから降り
冷たい床に立つ
昨日は終わってしまったよ。
カーディガンを羽織って
顔を洗いに行こう
新しい一日がはじまらなくてはならないから
はじめなくては。
まだ寝ている自分を覚まさなくてはならない
少し明日に進むために。
誰かが待っているから
何かが待っているから
つめたい朝でも起きるのです。
2009年12月08日 00:09 by カフェイロ
温かいベッドにほんの少しの名残惜しさ
やっぱり夢は夢のままで
現実にはならないけれど
たとえ夢の中だとしても
あなたの温もりはきっと本物
さあ
今日も一日が始まる
過ぎ去った昨日は戻ってこないけれど
昨日のあなたにももう会えないけれど
きっと今日は今日のあなたに会える
小さな願いを上着に羽織って
少しの寂しさを新しい靴につっかけて
ドアをあけて目に飛び込んだ世界は、 きっと。
2009年12月11日 15:28 by 朧陽炎
目が覚めたらぜんぶ終わっていました
だったらいいのに なんて
都合のいいこと思っていたら
ぜんぶ終わってしまいました
わたしがやらなきゃいけなかったこと
誰かがやってくれるなんて言って
ちょっと無責任したかっただけです
夢にでてきたあなたは優しくて
起きたら二倍つらくなりました
ちょっとまだ目がはれてるけど
ちょっとまだぐっちゃりしてるけど
とりあえず目が覚めたので
ぼちぼちごはんでも食べます
あなたは 遠回りしても 一休みしても
逃げ出したっていいといいました
目を背けて膝を抱えこんで
でも何も逃げていかないから
落ち着いたらまた考えてゆきましょう
ごはんを食べたら 髪を結いましょう
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2009年12月09日 21:24 by コウ
冷たい朝は
あなたのその体温のおかげで
やさしく温かくなります
ベッドに残る温もりは昨日の記憶
温かさをくれたのはあなただから
同じようにあなたも温もりを感じて欲しいから
一番に笑顔でおはようと言おう
あなたもおはようと返してくれたら
ほら、今日はもう怖くない
2009年12月08日 19:41 by 灯(ともり)
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