キラリ、光ル君
「キラリ、光ル君」
僕にとって君は憧れだった
たったそれだけのこと
憧れが恋愛に変わるなんて
ありえないって思ってた
眩い光に包まれた君
僕にはない輝きを持っていた
憧れと恋愛は別物
変わることはないんだ
だから ねぇ 教えて
苦しいのと切なさが
混ざり合った経験したことのない感情を
(僕は知らない。でも、君は知っているのかな?)
それがどういうことか知らないで
眩い光を放つのは
強い君
あとでどうなるかも考えないでふらふらと
君のもつ光に引き寄せられたのは
愚かな僕
惹かれてはいけないと
気付いてはいけないと
わかっていたのに
それでも僕は気付いてしまった
きっと君にとっては取るに足らない存在の僕
きっと僕がいてもいなくても
君は変わらず輝き続ける
ちっぽけで愚かな僕が気付いてしまったのは
儚くて 壊れそうで とても強い想い
この胸の痛みも苦しみも
この想いのためならば 耐えられる
ずっとずっと守ってみせるよ
(想いを守りたい僕と、吐き出したい僕の、どっちが本物?)
2010年01月24日 20:38 by 朧陽炎
君と同じ景色は見えない
同じ教室の 同じ風景を
君はつよい目で見る
何の本を読んでいるの と
いつも気になって いまも気になって
けれどもう聞くことはない
君の読むダンテもヘンリーも
君を待つその世界を
僕が知ることは二度とない
それが僕の決別 それが僕のけじめ
憧れか恋か もう永遠に知らない
たった一度 交わっただけ
世界が 交わっただけ
(つよい君の見る景色と)(よわい僕の見る景色と)
2010年01月20日 20:39 by コウ
Copyright(c)1999 FC2, Inc. All Rights Reserved.
@fc2infoさんをフォロー