水鏡
ゆらり ゆらりと
蒼く 揺れる 静かな鏡
映りし影は ゆらりと霞み
天上(そら)の黄金は まだ欠けぬ
冷たく尖った しじまの中で
長き夜半は まだ明けぬ
万里に響きし 獣の謡(うた)に
水面に魚が ぱしゃんと跳ねた
ひらり ひらりと 凍蝶が
春が来しやと 舞い降りて
朧に揺らめく 孤高の月が
今宵は我の 世界ぞと
淡く柔らかく 微笑んだ
ああ 儚しや 美しや
ほどなく消える 月なれど
その優しさは 永久なりや
2010年03月11日 18:46 by 朧陽炎
ありがとうございます!!
日本語ってホントに美しいですよね♪
言葉の選び方ひとつで、全然違う世界が表現できるところが面白いです(*^_^*)
私ももっと精進します…!!
2010年03月22日 19:37 by 朧陽炎
美しい詩ですね!
日本語って、大好きですvv
ちょっと古文調なところがいいv
夢かうつつか。
とても幻想的で素敵な詩です(^^)
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