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詩人たちの独り言

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それでも生きて

すっとこの景色よりも遠くの夢を見てた
ずっといろんな音と色の夢を見てた
届かないことぐらい知っていたわ
だからせめて憧れさせて
どんな幻想も時には生きる光になるんだから

ああ、大人はいつでも私を馬鹿にする
まだ夢なんか見てるのねって
夢見て何が悪いの
苦しく生きてるのはどっち

私は今を生きている
人の下に人の上に
這いつくばって生きているわ
惨めで汚くて
それでも夢を見てる
明日を信じて目を閉じる


ずっと馬鹿なことだと思ってた
ずっと気づかなかったんだ
僕は日々疲れていっているとわかってた
だけどせめて夢は説かないで
どんな夢も信じたところで叶わないんだから

ああ、大人はいつでも僕に呆れてる
夢を持たないなんてって
信じなくて何が悪い
現実を見てないのはどっち

僕は息をしている
人の上に人の下に
這いつくばっていきているんだ
惨めで汚くて
それでも息をしてる
夢がなくても生きている


誰を信じて夢を見ればいい?
何を信じて生きればいい?

ああ、こんなにも信じることが
生きる力になるなんて

2010年07月04日 13:02  by 翡翠

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