追い風
頑張る理由なんてない
ただ自分がそうしたいから
僕はまた はじめから。
それが僕にとっての幸せなのかは分からない
けれど 止まってしまったら
僕はそこで終わってしまうから
「夢」なんて高尚なものじゃない
ただ 立ち止まってしまうのが怖いだけ
勇気なんかじゃなく 臆病な僕は今日も歩く
何度つまづいたって 倒れたって
もう一度 もう一度と 僕はまた立ち上がる
重ねたものが崩れるたびに もう一度
馬鹿みたいに 何度も何度も
“何処かに着くかもしれない”
“何処にも着かないかもしれない”
そんなこと誰にもわからないけど
立ち止まってしまったら 何処にも辿り着くことはない
何処かを目指すわけじゃない
ただ 僕が歩き続けていたいから
ただ 僕は歩き続けなければならないから
今は何処にも着かなくても
例えこの道が 何処にも続いていなくても
僕の鼓動が止まるその時
僕が立っているその場所が
僕が“辿り着いた場所”なんだろう。
幸せかそうじゃないかなんて
最後に分かれば いいじゃないか。
2010年09月05日 21:20 by 朧陽炎
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