封印-フウイン-
大好きよ。
だから、この気持ちを消しましょう。
貴方の前で笑えるように。
貴方は素敵な方だから
きっと私よりいい人が見つかるわ。
だから、貴方の前から消えましょう。
そんなに顔を歪めないで。
悲しい顔は見たくないから
サヨナラも言わないのはずるいかしら。
こんな私を罵るかもね。
それでも貴方を想う気持ちは変わらない。
だから最後にひとつだけ
貴方の事が大好きよ。
>>>>>>
blogだと一人称が私に出来ないので、こちらに投稿させていただきます。
どうしても私で書きたかったんです。
2011年01月25日 10:30 by 灯(ともり)
ずるい ずるいと口にした
貴方が目の前に居ないなら
私の涙を留める理由もない
一言、
宝石のように輝いて
日だまりのように暖かい言葉を残すなんて
私の決意はこんなにも脆く崩れてる
私の身体を抱くのは
もう貴方の腕でなく
自分の腕
貴方の居ない世界で
貴方の残した言葉を糧に
生きましょう。
愛しい人。
今は私でなく、
もっと清らかな人に抱かれてね。
さようなら。
貴方を裏切った私だけど
貴方の幸せは祈らせて。
>>>>>
返詩ありがとうございますo(^-^)oめちゃくちゃ嬉しいです☆
なんか続けていてドキドキしますね。
私の悪い癖かもしれないんですが、話が流れないで止まっちゃう(^-^;
結末は私も見てみたいですねぇ( ̄∀ ̄)どうなるでしょうか?
図々しいですが、よろしかったらお付き合い下さい!!
2011年02月04日 02:08 by 灯(ともり)
君が自ずと壊れるというなら この手で抱き寄せ潰してしまえ
この口で塞ぎ欠乏させろ 癒えない記憶を刻み込め
呼び止めない約束の代わりに 振り返らない償いを
封を切ることのないように 奥の内側 その底で
揺らぐ炎が君を怯えさせ 伝う水に僕が震えてる
これ以上終わらせてしまう前に始まらせないといけないね
だから同じ顔で笑うことにした 君が教えてくれたんだ
泣くのを我慢しようとすると 笑いを堪えてるふうに見えるって
初めて会ったときに分かったんだよ 欲求の矢印はそこにはなくて
なくてはならない そう思ったんだ 欠けたもの拾い集めるように
君を知ることが僕を知ること 向かい合わせの失くし物
花に水を 部屋に明かりを かじかむ手には温もりを
持ち寄った言葉はいくつになるだろう 気が付けばここにいる
1人でも泣けるようになった君と 笑い方を忘れられた僕
ああ大丈夫 いらないよ 君なんて 要らないよ
もう大丈夫 いらないよ 僕なんて 要らないよ
要るものは全て与えてくれた あげられるものも何もない
別れを告げる君の目が それを欲しいと言うのなら
「 」
最初で最後の約束と 最後で最初のプレゼント
あいしています
――さようなら
+++++
勢いで書いてしまった部分が多くて、どうしよおおアワワワワ('□')となっていたので、そう言ってい ただけて心が軽くなりました! そしていいとこ取りすみませんorz 続けてくださり感激です!
『貴方が立ち去るまでは
貴方の瞳が私を映さなくするまでは
私は涙など流せないから』
この部分が『貴方』にとって脅し文句になっていて、ここで踏み込んだら彼女壊れちゃうよ! と『僕』と一緒になってうろたえ ていたという。
『僕』は『君』の強さ・弱さを知っているからこそ、何が彼女を傷つけるかも熟知しているんですけど、彼女はそんな彼のことを見 透かしているからこそ自分の『ずるさ』を活用していて、しかもそれは彼のためにしていることで、彼もそれを知っているからこそ押 せなくなっている。灯さんの返詩でそんなふうな関係が見えてきました。想像していてとても楽しいです。
別れてしまいましたが、多分このままでは終わらない……はず。2人のそれぞれ押し込めた感情の行き先がどんな結末を迎えるの か、最後まで付き合いたいなぁ(><)
私は静かに笑おう
貴方の歪めた顔を見て
こんな女だから
貴方の泣き顔を見て笑うような女だから
私のことなんて早く忘れておしまい
貴方が立ち去るまでは
貴方の瞳が私を映さなくするまでは
私は涙など流せないから
お願いだから早く立ち去って
私が壊れてしまう前に
〉〉〉〉〉
返歌ありがとうございます。
なんだか切なさが増した気がします。
私の技術では出来ない・・・(^^ゞ
ほんとに嬉しいです。
2011年02月02日 17:43 by 灯(ともり)
ずるい ずるいと口にした
咄嗟に出てきた言葉は幼稚で
君を引き止めるに値しない
何の値打ちもない言葉
それこそ僕の本心だ
だから、だから嫌おうと思う
誠心誠意 どんな望みも
勇往邁進 ないままに
全身全霊 こころから
君を嫌おう 卑怯な君を
歪めた顔は嫌悪のせいだ
口を結ぶのは喋りたくもないから
たったひとりをひとりのままに
内側にとどめるそのために
君だけを憎み続けよう
あなたのことがだいきらい
呪文のように呟けば
きっと魔法は完結へ
あわよくば良き解決へ
導けるとでも信じつつ
君を嫌おう 利口な君を
露ほども願っちゃいけない夢ならば
霞んだ過去を反芻しよう
雪融けた僕の気持ちの在りかに
雲の合間から差し込む光に
雫をぽたぽた垂らしたら
歪めた顔は嫌悪のせいだ
口を結ぶのは喋りたくもないから
たったひとりとひとりとが
過ごした日々を忘れぬために
君だけを憎み続けよう
あなたのことがだいきらい
ずるい ずるい僕の隣で
嘘偽りないものをくれたひと
僕を惹きつけて放さないもの
何とも代えられることのない
それこそ僕の中心だ
あなたのことがだいきらい
大好きでしかいられない
あなたのことがだいきらい
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