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詩人の町

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連作!

なにとなく印象に残った普段の状況を描写した詩を連作で書きませんか?
正岡子規に倣って。(?)

とりあえず、即席なのを一つ。

2009年10月31日 20:37  by R.ogawa

コメント一覧 6件中、1~6件表示

  • 秋晴れ、木枯らし。

    空と平行なまっすぐな道を

    電柱は垂直に立ち並び、

    碧空を黒い電線が鮮烈に伸びていく。

    木枯らしは電線を震わせ、道を抜けていくのだ。

    トンボは飛んだ。




    ―――――――――――――――――

    自分の考えを入れようと思う必要は無いと思います。
    象徴主義宣言的にはそれは芸術ではなくなってしまうかもしれませんが、それでもどこかに自分の内面は出てくるものかと。
    印象派の絵みたいに綺麗ならいいやって感じで。

    2009年11月06日 11:03 by R.ogawa


  • それは熱心に
    足の爪にピンクの塗り絵
    アクリルの匂いがたちこめ
    少女は瓶に目をやる

    ちらりと流し目で
    僕を誘惑した女は
    先ほどまでの雌は消え
    そこにはただ

    塗り絵に夢中の少女
    熱心な目の少女

    *:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*
    なんだかあまり写実的なものって書いたことないなぁと思って複数投稿させていただいたですどこが写実... わーん難しいです;;情景描写だけで自分の考えを伝えるってすっごく難しいですねー!自分が書いてるのがどれだけ予定調和かよく わかったです...でも連作に拘らなくてよいとのことでしたので安心して書かせていただけました><
    素敵なお題をありがとうございますv

    2009年11月04日 20:50 by コウ

  • 雨に濡れた横断歩道
    夜のなかに光る信号のライトを
    ぼんやりと映していた

    眼鏡越しに見たそれが
    裸眼でもそう見えればいいと思って外してみれば
    濁ってしまったような気がした

    そんなことをしていたら
    ライトは青から赤へと変わり
    進めなくなってしまった

    そんな寒い夜



    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


    あまり「連作」という括りに拘らなくてもいいとのことなので、挑戦させてもらいました。
    けどあまり写実的表現に自信がないので、若干不安です(それどうなの、自分orz

    取り敢えず、眼鏡かけてる自分ならではのものが書ければ、と思ってこんなものを書かせてもらいました。
    うーん、けど思いっきり「連作」というのを無視しすぎた気も・・・・・。
    すいませんorz

    2009年11月03日 17:37 by

  • 連作とは書きましたが、べつに拘らなくてもいいです。写実的な要素があれば。
    あまり抽象的すぎるものが最近多いので、イメージの沸くものを集めたいと思いました。

    2009年11月02日 21:59 by R.ogawa


  • 踏みにじられた マルボロの吸殻
    水たまりに ちりぢりにひろがり
    薄茶のシミが
    わたしのよごれが
    気づけば 淀んで死んだ

    じりじりと 焼けるような日
    水たまりは 泥に消えた
    薄茶のシミを
    わたしのよごれを
    気づけば さがしている

    *:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*
    ちっとも状況じゃないのは置いといてこれ連作なのでしょうか...?暗いものから連想してみたですがなんか 色々すみません繋げられてないです よ ねorz川
    Rさんの雰囲気壊さないようにがんばったつもりですがほんと色々すみませんせめて努力賞を...;;

    2009年11月01日 12:18 by コウ

  • 状況


    車の
    ドアノブの
    へこんだところの
    ネジの
    十字が

    ふ、と、暗いものを想わせた。

    ボンネットに
    まだ生きていたのか。

    トンボが一匹。


    2009年10月31日 20:38 by R.ogawa